ライ2021/02/20 17:58 今回紹介するコマンダーは巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス(表記が長いので以下Φと略す). カルドハイムに突如として現れたファイレクシアの法務官の1人. 6マナ6/6トランプル、速攻と自軍のカウンターが増える挙動は2倍、敵軍のカウンターは半分、という凄まじい能力持ち. コマンダーに据えると緑単色のデッキになるのでやれることは限られるが、それを補ってあまりある暴力を発揮できる. (それでも緑はランプ、パンプアップ、単体格闘除去、置物除去、ドロー、ライフゲインとかなり器用). ○このデッキでどう勝つか? (2020年2月時点、エルドレインの王権〜カルドハイムまで). 序盤はひたすらマナ加速→Φを出して殴る→ドローする→PWが着地して勝ち(たい). (構築経緯、立ち回りなど). Φ頼りの構築なので除去されないように英雄的介入、レインジャーの悪知恵、蛇皮のヴェールを採用. 全体にトランプル補正をかけるためガラクの蜂起、ナイレアの先駆け、誇り猫を採用. ドロー枠にガラクの蜂起、ヘンジ、秘密を知るもの、トスキ、眷者の居留地を採用 最低限のライフゲイン手段確保のため影槍、豊穣の碑文を採用 硬鎧、ヨルヴォ、トスキは変容させると強化されるので水晶壊し、大角を採用 カルドハイム発売日のBoxから出たので活かしたいと思い、Φ+PWに繋げる動きが強いだろうと考えた とにかく速度重視なのでマリガン基準も3ターン目までのマナ加速ができるかをみる(ナイレアやギャレンブリグ城があるとなお良い) 早いターンに硬鎧の大群を出して盤面を拡げると先に全除去を撃って貰えるので囮にする Φを維持できればあとはPWを倍のカウンターで着地させて即奥義を撃てばほぼ勝てる盤面の出来上がり Φが場にいれば対戦相手の英雄譚、フェリ徹、ヘリオッドなどのカウンターを乗せる動きが妨害できてプレッシャーをかけることができる 緑を絡めた構築では採用が増えると予想されるので対策必須、と思わせるくらい実際に使うと強力 緑単色は鋭い目のナイレア、野生の魂、アシャヤ、探索する獣が統率者の候補として挙がるがデッキが組みやすいのが良い ネックはΦ、グレートヘンジかが共に高額なのでブロールのために揃えるのは躊躇してしまう点 スタンで既に使っていたり、統率者戦のために1枚買いしている方には強くオススメしたい! 以上になります! 構築やイベントの参加に関して質問があればTwitter(MTG_Lobotomy)までお願いします。